取材・文:原輝地・eJudo編集部
写真:乾晋也・小美紀太郎・高野宏治・小川和行
準決勝まで

決勝に進んだのはインターハイ2位の実績を有する若林美優(千葉・木更津総合高)と、前回覇者の井上愛翔(徳島・生光学園高)。混戦予想の階級だったが、やはりこのふたりは一段違った。第1シード選手と第2シード選手が、順当に決勝まで勝ち上がった形。
第1シードの若林は、初戦で藤井彩葉(岐阜・美濃加茂高)からGS延長戦45秒に「指導2」を奪い、僅差の優勢勝ちで大会をスタート。続く3回戦では桃園愛芽(神奈川・桐蔭学園高)から呼び込みの左内股で「技あり」を奪って優勢勝ち。準々決勝では、嶋田怜乃愛(栃木・足利短大附高)を僅か26秒の大内刈「一本」に切って落とし、ベスト4進出を果たす。

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