
優勝候補一番手は全日本選手権王者で12月のグランドスラム東京も制した、中野寛太(旭化成)。階級随一の投げの切れ味に加え、「体を振る」動作による巧みな圧の外しと投げの作り、そして状況に応じて戦い方を選択する戦略性と、全方位にパラメーターが高い。多士済済のこの階級においても、やや抜けた存在と言ってよいだろう。絶対の優勝候補として迎えた講道館杯では「プレッシャー」に押しつぶされて表彰台を逃した来歴があり、今大会は「一番手の立場でしっかり勝ち切れるか」という課題のいわば追試。国内の磁場に吸い込まれず、しっかり力を発揮出来るかどうかに注目だ。
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