【レポート】決め手は決勝も「総合力」、最後に笑ったのは埼玉栄/第47回全国高等学校柔道選手権大会 男子団体戦④ 決勝

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大会日時:2025(R7)年3月20日 会場:日本武道館
取材・文:古田英毅・eJudo編集部
写真:乾晋也、小美紀太郎、小川和行、知念駿太

決勝

決勝の呼び出しを待つ大成

開示されたオーダー順は下記。
大成高(愛知) - 埼玉栄高(埼玉)
(先)藤田斗真 - 新井葵大
(次)𠮷田征矢 - 井桁睦稀
(中)水道啓人 - 田中琉雅
(副)時田開仁 - 渡邊蒼織
(大)栗栖秀忠 - 坂口隼

埼玉栄の準々決勝(vs東海大相模)に続き、まるで図ったかのような「鏡合わせ」の布陣。時田開仁と渡邊蒼織がぶつかった副将戦を筆頭に、斬り込み役属性の業師がかちあった先鋒戦、得点期待値の高いジョーカー役が戦う次鋒戦と、ほぼ全ポジションのチーム内における序列・属性・職責ががっちり被る。これ以上ないほどの「がっぷり四つだ」。

畳に向かう埼玉栄
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