(エントリー36名)

※男子60kg級組み合わせ(公式サイト)
※こちらの記事を前提とした内容のため、併せて読むことで、よりお楽しみいただけます。
シード予想からの、シード選手配置の変更はなし。
シード外に漏れていた上位候補は、概ねバランスよく分かれた。イ・ハリン(韓国)がプールB、ヨーレ・フェルストラーテン(ベルギー)がプールC、エンフタイワン・アリウンボルド(モンゴル)がプールDに配された。フェルストラーテンはシード選手のフランシスコ・ガリーゴス(スペイン)に吸収される可能性が高いが、プールBとプールDはベスト8の進出者が変わる可能性あり。ともに3回戦で組まれるアユブ・ブリエフ(IJF)vsイ、ミシェル・アウグスト(ブラジル)vsエンフタイワンのカードには注目したい。

この配置バランスの良さもあって、優勝争いは「混戦」というラベルになる。
日本代表の永山竜樹(パーク24)は概ね良い引き。初戦(2回戦)こそアフマド・ユシフォフ(アゼルバイジャン)と少々重い相手を引いたが、平均程度のパフォーマンスで十分勝利が可能だと思われる。良い内容で消耗少なく勝ち上がり、準々決勝のガリーゴスとのリベンジマッチに備えたい。
そもそも、永山は力自体で言えば既に世界王者になっていなければならない域にある。このガリーゴス戦さえ乗り越えれば、一気に頂点が見えてくるはずだ。意識し過ぎず、ただ自分の良さを出すことに集中したい。
各プールの予選ラウンドから決勝までの勝ち上がり予想は下記。
【勝ち上がり予想】
【プールA】
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