【eJudo’s EYE】打ち続く超人対決に痺れた!五輪に勝るとも劣らぬハイレベルな1日/ブダペスト世界柔道選手権2025 第4日男子「評」(81kg級)

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文責:古田英毅
Text by Hideki Furuta

決勝はティムル・アルブゾフとタト・グリガラシヴィリ。

前日とは打って変わった様相。男女2階級ともに人材豊か、好試合連発。特に男子81kg級はメダルを争う主役級がコンディションをがっちり仕上げて、まさに真っ向から激突。「ガチンコ勝負」が打ち続いた。堪能したというしかない。幸せな1日だった。

とにかくレベルが高かった

2回戦、タト・グリガラシヴィリがゲオルギ・グラマティコフの小内刈を切り返して出足払「一本」

とにかくレベルが高かった。まず面子が異常。強豪集まったプールCDのメンバーを並べるだけで、タト・グリガラシヴィリ(ジョージア)、マティアス・カッス(ベルギー)、イ・ジュンファン(韓国)、ゼリム・ツカエフ(アゼルバイジャン)、ヴェダット・アルバイラク(トルコ)、シャミル・ボルチャシヴィリ(オーストリア)、キャラ枠ではヴィクトル・ステルプ(モルドバ)と、「多士済々」という言葉では表現出来ない充実ぶり。お祭りである。

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