
世界選手権終了後最初のワールドツアー大会となるグランドスラム・ウランバートル2025が25日、モンゴルの現地AICステップ・アリーナで開幕。初日の男子は60kg級と66kg級の競技が行われた。

60kg級は白金宏都(筑波大4年)が日本人決勝を制して優勝。初戦は国内との判定基準の差に戸惑ったか、巴投が偽装攻撃と判断され「指導2」まで失う大ピンチも、相手のルスラン・ポルトラツキー(バーレーン)が「立ち姿勢から腕挫腋固の形で体を捨てたことによる」行為でダイレクト反則負け。これで命を繋ぐと以降は戦い方を修正し、強烈な絞りと早い技出しをテコに3連勝で決勝へ。この過程で、2回戦ではエンフタイワン・アリウンボルド(モンゴル)を抑え込みを2つ繋いでの合技「一本」、準決勝ではイズナウル・サアエフ(IJF)を背負投「技あり」と優勝候補2人を下す充実の出来だった。
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