【レポート】三将福田の「一本」で逆転、両軍指揮官の最終決戦は「上水東海」に軍配／2025年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会(男子27回) ③決勝

大会日時：2025(R7)年10月18日～19日
会場：ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園)
取材・文：古田英毅・eJudo編集部　写真：牛島寿人・知念駿太

決勝

東海大　―　天理大
(先・100kg) 中山康　－　平野匠啓
(次・60kg) 似吹遙斗　－　足立悠晟
(五・81kg) 天野開斗　－　秋田ハル
(中・100kg超) 新井道大　－　平見陸
(三・66kg) 福田大和　－　顕徳海利
(副・73kg) 木原慧登　－　小幡礼希
(大・90kg) 齋五澤凌生　－　山村洸斗

天理大は準決勝のメンバーから60kg級枠と90kg級枠を入れ替え。前者には今秋一貫して動きが切れている世界ジュニア銀メダリスト・足立悠晟を入れ、後者は再び学生王者・山村洸斗を突っ込んだ。

一方の東海大は、平野匠啓との先輩・後輩対決が期待された絶対のエース新井道大を1階級上の100kg超級で起用。対平野は主将の中山に任せ、そして66kg級枠は手堅い服部辰成に代えてジョーカー属性のある福田大和に切り替えた。