大会日時:2025(R7)年11月2日 会場:千葉ポートアリーナ
取材・文:古田英毅・eJudo編集部 写真:乾晋也・青木久雄・知念駿太・丸山剛史
【準決勝まで】
金メダリスト髙藤、強化選手復帰はならず

レジェンド級のベテランに今が旬の強化選手、そして若手のスター候補と、各世代に人材ぎっしり揃ったトーナメント。実に講道館杯らしい組成となったこの60kg級は、今大会の最注目階級の一だ。

わけても東京五輪金メダリスト・髙藤直寿(パーク24)の戦いぶりには、ひときわ熱い視線が注がれた。初戦(2回戦)から高校カテゴリのスピードスター古賀龍之介(南筑高2年)という魅力的なマッチメイク。この試合は「一本」級の支釣込足で「技あり」獲得、最後は古賀得意の寝技に抑えられ掛ける危ういクロージングであったが、ひとまず順当に勝ち抜けた。
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