ジョージアで開催されているグランドスラム・トビリシ大会は5日に最終日を迎え、男子は90kg級、100kg級、100kg超級の3階級いずれも地元ジョージア勢が制した。日本代表は90kg級の向翔一郎(ALSOK)1人が出場、3位だった
90kg級を制したのはベカ・グヴィニアシヴィリ(ジョージア)。この日は得意の腰技、捨身技に加えて足技が冴えた。2回戦でアドレト・ミッシン(カザフスタン)を小外刈「一本」で仕留めると、準々決勝はアルテム・ブビュル(ウクライナ)から裏投と肩車の合技「一本」、準決勝の地元対決はギオルギ・パプナシヴィリ(ジョージア)から「指導3」を奪って快勝。迎えた決勝はジュニア時代から鎬を削って来た好敵手トート ・クリスティアン(ハンガリー)を相手に、1分56秒右小外刈「技有」奪取。滑り下ろし、引っ掛け、追い込み、そして飛び込む、技術的要件を確信的に満たしたこの素晴らしい一撃で完全に主導権を得ると、3分25秒に3つ目の「指導」を得て優勝を決めた。
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