
著者紹介:Aya
Xの人気アカウント「2026judo」を運営する、柔道ファン界隈きっての「見上手」。SNS投稿の紹介はもちろん、試合情報に関しても的確なピックアップとわかりやすい紹介が好評、ファンのみならず選手間でもよく知られる。代表選手の中には「これさえ見ていればツアーの流れがわかる」と、このアカウントをウォッチするためにXを始めた方もいるほど。
※「ケアシステム」=皆さんご存じの、審判用の試合動画録画・再生システム。技の効果や反則判定のチェックなどに使用されます。正式名称“CARE(Computer Aided Replay)システム”
大人気のブラジリアン柔術、柔道も見習うべき?
1月の終わり、ブラジリアン柔術の大会がポルトガルのリスボンで開催され、日本から俳優の岡田准一と玉木宏が参加したというニュースが、日本中を駆け巡りました。誰もが一度は目にしたと思います。
前からこの2人が柔術にハマっているのは周知の事実でしたが、ここまで大きく取り上げられるとは正直思っていませんでした…。インスタグラムには短いインタビューもアップされていて、その中で岡田准一は「歳を重ねてもできるし、怪我も少なく、技術を競う競技。またチャレンジできる場所があり、目標となる大会もある。健康的で楽しいスポーツ」 と語っていました。
人口減少が叫ばれる世の中で、当然すべての競技の人口が減っていくはずなのに、柔術の競技人口は増え続けているそうです。柔道の派生である柔術…似た競技のはずなのに、なぜここまで差が生まれてしまったのでしょうか。見習うべきヒントが、そこかしこに隠されている気がしてなりません。
岡田准一
玉木宏
グランドスラム東京、優勝秘話
去年のグランドスラム東京で、その年の世界チャンピオンとしてほぼ無敵を誇っていたロシアのマトヴェイ・カニコフスキーを倒し、さらに同銀メダリストでもある日本の新井道大(東海大3年)選手を一蹴したジョージアの一番手・イリア・スラマニゼ。その1時間インタビューが年末スペシャルとしてYouTubeにアップされたので、さっそく視聴しました。
特に面白かったのが、以下のエピソード。
スラマニゼ「僕は試合当日の朝に、昔の柔道家たちの試合を見るのがルーティンなんだけど、その日は自分の中で『最高の柔道の形の一つ』だと思っている、鈴木桂治の映像を見ていたんだ。それから決勝の前にアップしていたら、目の前で鈴木桂治が作戦会議をしていた。それを見たことで、『今まさにその流れの中にいる』と感じられて、勝ち負けという話ではなく、すごく前向きな気持ちになれたんだ。」
何気ない、試合会場ではよくあるシーン(鈴木監督が登場するのはさすがに豪華すぎですが…)かもしれないですが、こうした出来事を自分の中でプラスに転化していく思考そのものも、強さの一部なのかもしれない……と、感心しました。
ほかにも、試合内容についての話や国際合宿でのエピソード、ラシャ・ベカウリとの合奏がバズったこと、大会前のピアノシーンがJudoTVで取り上げられた時のこと、さらには自身の婚約の話まで、本当に盛りだくさん。ぜひ見て見てください!
イリア・スラマニゼ(ジョージア)
なっちゃんがファンミーティングを開催
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