【プレビュー】梅木にライバル見当たらず、新欧州王者ブーンとの再戦に注目/グランドスラム・ウランバートル2022最終日女子(78kg級、78kg超級)

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文責:eJudo編集部/小林大悟

78kg級 梅木真美の優勝がほぼ確実、対抗馬は欧州王者のブーン

梅木真美

(エントリー10名)

エントリーは僅か10名、さらに第1シードはワールドツアーの優勝歴がない中堅選手のインバル・ラニル(イスラエル)という、グランドスラムとしてはかなり寂しい印象のトーナメント。

トップ選手は2015年アスタナ世界選手権王者の梅木真美(ALSOK)しかおらず、必然的に優勝候補ということになる。対抗馬となるのは4月の欧州選手権で驚きの優勝を果たしたアリナ・ブーン(ドイツ)。脇を差しての腰技と寝技を得意としているパワーファイターだ。寝技は立技からの移行が早く、相手の腕を裾で括るなど細部の精度も高い。現時点では欧州選手権の優勝はこの階級にありがちな「荒れ」の範疇だが、過去にも上位選手への勝利歴があり、今回も勝つようならばそのまま序列の上位に定着する可能性もある。

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