【レポート】松村颯祐が優勝、負傷のハンデ乗り越えた戦術眼光る/2021年度全日本学生柔道体重別選手権大会(男子40回)100kg超級レポート

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1回戦、松村颯祐が峰本祐汰から支釣込足「一本」
1回戦、松村颯祐が峰本祐汰から支釣込足「一本」

日時:2021(令和3)年11月26日
会場:千葉ポートアリーナ(千葉市)

取材・文:古田英毅/eJudo編集部

【決勝まで】

注目された中野寛太(天理大3年)が全日本学生優勝大会に続いて欠場。決勝に進んだのは東京地区大会で決勝を争った2人、松村颯祐(東海大4年)と東部直希(日本大4年)となった。

松村は1回戦からのスタート。優勝大会で軸足の腿を肉離れしているが、早く相手と繋がり、両足を着けたまま近づき、直接体の力を伝える技を軸に据えることでこのハンデを突破。1回戦は右相四つの峰本祐汰(近畿大)を両の足を着けたままじっくり追い詰めてまずは「指導2」確保。後のなくなった相手が奥襟を叩くと持たせたまま背筋を伸ばして密着、引き手で横帯を掴んで時計回りの支釣込足一撃。もろとも宙に浮きあがる強烈な一撃見事決まって2分44秒「一本」。

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【全4,237文字】

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