日時:2026(R6)年7月22日~24日 会場:照葉積水ハウスアリーナ(福岡市)
取材・文:古田英毅・eJudo編集部
写真:知念駿太・上野弘明・山口賢二郎・古田英毅

高校生の夏、来る。国内最大の団体トーナメント、高校三大タイトルの一である金鷲旗高校柔道大会が照葉積水ハウスアリーナ(福岡市)で7月22日に開幕。全国から男女合わせて計461校が集い、高校柔道日本一の座を争った。
男子は300校がエントリーした超巨大トーナメント。たとえ1回戦スキップのシード校であっても優勝までに要する試合数は実に「8」。さらに形式は“抜き勝負”、そしてレギュレーションは“配列固定・延長戦あり”。勝ち抜くには最後に勝負を決める大駒の存在はもちろん、序盤戦の抜き役に後半戦の斬り込み役と、6枚・7枚と粒を揃えることが求められる。「地獄の金鷲旗」という異名にふさわしい、極めて優勝難度の高い大会だ。
今年のV候補はまず、3月の全国高等学校柔道選手権を制して「二冠」を狙う崇徳高(広島)。そして昨夏のインターハイ制覇から主力が残った国士舘高(東京)、大会連覇を狙う東海大相模高(神奈川)。この3チームに春の準優勝校である地元・大牟田高(福岡)、同ベスト4の大成高(愛知)が絡むというのが大枠の見立て。
まずはベスト4進出までの道のりを、簡単に追いかけてみたい。
【A-Bパート】崇徳、足立学園突き放してベスト4入り

Aパートからは、第1シードの崇徳高(広島)が順当に勝ち上がった。チームの属性は「粒ぞろい」。特徴異なる強者がずらり揃った。絶対的な重量級エースがいるわけではなく、どちらかというと「点取り」形式に向いた組成だが、やはり選手の質の高さは群を抜いていた。
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