【eJudo’s EYE】「タソエフ時代の到来、完成度の高さはリネール以上」「“動”と“静”から語る中野寛太、必要なのは”固定力”」「19歳にして重量級理想の柔道、イ・ヒョンジ時代を少しでも長く見ていたい」/バクー世界柔道選手権2026 第7日「評」(100kg超級、78kg超級)

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個人戦最終日の、デイリーレビューをお届けする。毎日結局長くなってしまい、ゆえに出すのも遅くなって心苦しい次第であるが、きょうも自分なりになるべく喋り過ぎないよう、簡潔に、急いで書くつもりだ。28歳のイナル・タソエフと、19歳のイ・ヒョンジ。最重量級の王者2人の柔道は素晴らしかった。そしてどちらの階級も面白かった。個人戦7日間の掉尾を飾るにふさわしい1日だった。

文責:古田英毅
Text by Hideki Furuta

「肘以外の関節を極める」反則について

新井万央△反則[DH](0:50)○マリーア・イヴァノワ(ロシア)
78kg超級準々決勝、新井万央がマリーア・イヴァノワが「後ろ手」で残した腕を制する

本編に入る前に、ここについて一言。ご存じの通り、相手が残した腕を「後ろ手」の形で制して抑え込みを狙った新井が、この条項の適用により反則負けになってしまった。ニュース記事にも書いた通り、これはかつて2018年の世界選手権で小川雄勢が反則負けを取られたのと同じ形。当方に頻度の統計はなくあくまで記憶ベースだが、今年のグランプリ青島でもこの反則の適用があった。

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