日時:2022(R2)年8月27日~28日 会場:ベイコム総合体育館(尼崎市)
取材・文:古田英毅
写真:坂口美貴・古田英毅
【準決勝まで】
エントリーは43名。既に講道館杯の権利を持つシード選手の欠場は松村颯祐(パーク24)のみ、ほぼフルメンバーで激戦が繰り広げられた。
新卒・東部直希が難敵跳ねのけ決勝へ
トーナメント左側からは昨年の全日本学生体重別準優勝者・東部直希(日本中央競馬会)が決勝に勝ち上がった。
ノーシードの東部は初戦から黒岩貴信(日本製鉄)とマッチアップする非常に厳しい組みあわせ。この2回戦をGS延長戦1分14秒の上四方固「技有」で突破すると、次戦はライバル松村の欠けた山から勝ち上がって来た上野翔平(日本エースサポート)を3分15秒肩車と横四方固の合技「一本」で退ける。準々決勝は手嶋柾明(安川電機)を内股「技有」で下し、最大の勝負どころと目された準決勝は前回大会王者の上田轄麻(日本製鉄)をGS延長戦1分23秒一本背負投「技有」で破った。
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