【レポート】濵田早萌が2連覇、厳しい予選乗り越えた決勝は貫録の合技「一本」/第52回全日本実業柔道個人選手権大会・女子48kg級

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日時:2022(R2)年8月27日~28日 会場:ベイコム総合体育館(尼崎市)
取材・文:古田英毅・eJudo編集部
写真:坂口美貴・古田英毅

【準決勝まで】

当初のエントリーは8名。常の通りのトーナメント戦が組まれていたが、1名の欠場を受けて急遽リーグ戦に変更。リーグ戦2ブロックの勝者2人が決勝で雌雄を決する、という形式で今年の王者が争われることになった。

予選リーグ第1試合、濵田早萌が坂口仁美を攻める

より厳しいメンバーとなったAブロック(4名エントリー)からは、2連覇を狙う濵田早萌が決勝へ。のっけから坂口仁美(ヤックス)という難敵との対戦だったが、この第1試合をGS延長戦1分34秒の「指導3」で突破。試合開始の瞬間から「それまで」が宣されるまで厳しく組み、ハイペースで技を打ち続ける実に濱田らしい試合だった。続いてこの日の山場と目された2018年講道館杯王者・芳田真(コマツ)戦は2分7秒に奪った一本背負投「技有」による優勢で勝利。リーグ戦最終試合の柴野結女(近畿医療)戦は開始50秒の崩袈裟固「一本」で快勝、3戦全勝で決勝へ駒を進めることとなった。

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