【レポート】五十嵐日菜復活、中学2連覇以来の全国制覇なる／全日本ジュニア柔道体重別選手権2022・女子57kg級

取材・文：古田英毅・eJudo編集部
写真：乾晋也・辺見真也

【準決勝まで】

五十嵐、充実の出来で決勝へ

第1シード位置に配された五十嵐日菜(国士舘大2年)がしっかり決勝まで勝ち上がった。代名詞の右内股は徹底警戒されていたが、初戦(2回戦)は青木心音(横須賀学院高3年)に釣り手を絞らせたまま一瞬で回し、1分28秒この技で「技有」確保。最後は崩袈裟固に抑え込み、2分31秒合技「一本」で勝ち抜け。準々決勝は中田舞(鹿児島南高3年)を僅か1分4秒崩袈裟固「一本」、準決勝は小幡心里(出雲西高3年)を隅落「技有」の優勢で下した。

白金は持ち味発揮、しぶとく決勝に駒を進める