【ニュース】立川桃2度目の優勝、57kg級は古賀ひよりがキャリア初の日本一達成/2022年度全日本学生柔道体重別選手権大会(女子38回)最終日

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取材:古田英毅、eJudo編集部
写真:乾晋也、辺見真也

63kg級準決勝、立川桃が小林未奈から背負投「一本」。大外刈で外足を封じ、前隅に担ぎ上げた。

体重別で今年の学生柔道日本一の座を争う全日本学生柔道体重別選手権大会が2日、日本武道館で最終日を迎え、女子は48kg級から63kg級までの4階級の競技が行われた。

63kg級は昨年度大会2位の立川桃(東海大4年)が全試合一本勝ちで制した。内股「一本」、縦四方固「一本」と序盤戦を順調に勝ち抜くと、強敵との連戦となった終盤2戦も快勝。勝負どころと目された準決勝は最激戦ブロックを勝ち上がって来た小林未奈(帝京大4年)を僅か51秒の背負投「一本」で退け、決勝もここまで素晴らしい強さを見せていた青野南美(福岡大)を2分39秒横四方固「一本」で下した。立川は大学1年時の2019年大会以来2度目の優勝。試合後は「今日は調子が良く、まったく緊張せずにやれた」と笑顔でコメント。「仲間の応援がありがたかった。久々の有観客試合で、声援が力になることを実感した」とチームを引っ張る主将らしいコメントで充実の1日を締めた。

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