グランドスラム・バクー、5日の男子は2階級の競技が行われ、81kg級はサイード・モラエイ(アゼルバイジャン)、73kg級はヒダヤット・ヘイダロフ(アゼルバイジャン)といずれも地元のアゼルバイジャン勢が制した。
もともとイラン籍、政治的事情から母国を出て東京オリンピックにはモンゴルから出場したモラエイは、今年のアゼルバイジャン移籍後これがワールドツアー初優勝。決勝では昨年の世界王者マティアス・カッス(ベルギー)を引込返「技有」で破り、畳を降りた直後のフラッシュインタビューでは観客席に向かって「アゼルバイジャン!」と拳を突き上げて大喝采を浴びていた。
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