全日本柔道連盟は28日、グランドスラム東京(12月3日~4日、東京体育館)に出場予定だった大野将平(旭化成)の欠場を発表した。これで来年5月にカタール・ドーハで行われる2023年世界選手権出場の可能性は事実上なくなり、パリ五輪挑戦も極めて厳しい状況となった。
大野は連盟を通じて「大会に向けて精一杯準備をしてまいりましたが、日本代表として戦う心と身体を大会までに創り上げることが出来ませんでした」とコメント。今後については「自分としっかり向き合い決めたいと思います」とした。
代替選手には、講道館杯で準優勝した古賀颯人(慶應義塾高教員)が入る。
大野のコメント全文は下記。
大野将平選手のコメント
「所属先の旭化成及び練習拠点の天理大学柔道部の関係者とも相談の上、今回のグランドスラム東京大会を欠場する判断をしました。日本代表に選出いただいたにも関わらず欠場することとなり、 関係各所の皆さまにご迷惑をお掛けいたしますことお詫び申し上げます。ご期待に応えたいと大会出場に向けて精一杯準備をしてまいりましたが、日本代表として戦う心と身体を大会までに創り上げる事ができませんでした。今後については自分としっかり向き合い決めたいと思います。」
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