【ニュース】増山は計量失格で代表権剥奪、五輪・世界選手権代表では初

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増山香補

全日本柔道連盟は27日、臨時の強化委員会を開催。内規に従い、グランドスラム・テルアビブ(16日~18日)で計量失格となった男子90kg級・増山香補(パーク24)の強化指定を解除した。増山はドーハ世界選手権(5月7日~13日)の代表に選ばれていたが、強化指定を外されたことでこの権利も消滅。空いた1枠には、第1補欠の100kg超級・影浦心(日本中央競馬会)が充てられることになった。いわゆるA代表(五輪・世界選手権の代表)の選手が、計量失格により代表権を失ったのはこれが初めて。

かねて苦しい減量が伝えられていた増山の体重は、イスラエル入りした時点で97.4キロ。現地の調整練習で残り3キロ強まで落としたが、計量前夜に「吐き気と手の痺れがあって眠れない」状態に陥った。経口補水液を摂取するなどして回復を図り、計量当日は調整練習を2時間。さらに計量4時間前にサウナに入ったが、頭痛・吐き気、けいれんなどの症状が出たため5分で中断せざるを得ず、コーチ、監督と話し合った上で計量参加を断念するに至った。この時の体重は92.7キロだった。

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