取材:古田英毅
写真:乾晋也、辺見真也
日本武道館で行われている第45回全国高等学校柔道選手権大会は21日に最終日を迎え、体重別3人制で競われる女子団体戦は柳ヶ浦高(大分)が優勝した。大分県勢の団体戦制覇は、男女通じて初めて。
柳ヶ浦は1回戦で羽黒高(山形)を2-0で下すと、2回戦は昨夏の金鷲旗大会とインターハイの覇者で今大会も優勝候補と目されていた富士学苑高(山梨)を下すアップセットを演じて波に乗った。この試合は先鋒大石華姫が合技「一本」で先制、リードのまま迎えた大将戦のエース対決で細野いずみが小出穂香から「技有」優勢で勝利し、スコア2-0という圧勝だった。続く3回戦は前戦で敬愛高(福岡)を破った創志学園高(岡山)を2-0、準々決勝は熊本西高(熊本)を2-0、準決勝は國學院大栃木高(栃木)を2-1で下し、失点僅か「1」のまま決勝進出。
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