ジョージアの首都トビリシのオリンピックスポーツプレイスで行われているグランドスラム・トビリシ2023は26日、最終日を迎え、男子は3階級(90kg級、100kg級、100kg超級)の競技が行われた。
この日は、第2日までの総獲得メダルが銅1つ(73kg級のラシャ・シャヴダトゥアシヴィリ)と不調に苦しんだ地元ジョージア勢がついに爆発。3階級全てで優勝を飾り、強豪国の面目を保った
90kg級は東京五輪金メダリストのラシャ・ベカウリ(ジョージア)が順当に優勝。ルカ・マイスラゼ(ジョージア)との同国対決となった決勝では、1分17秒に豪快な帯取返で「技有」を獲得。「指導2」を失いながらもこれを守り切り、優勝を果たした。ベカウリは東京五輪後、ワールドツアー初めての優勝。地元のビッグイベントで国内のライバルにはっきり差を付け、パリ五輪に向けて大きく前進することとなった。
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