取材:古田英毅・eJudo編集部
写真:乾晋也・上野弘明
体重別で柔道日本一の座を争う全日本選抜柔道体重別選手権大会は最終日の2日、福岡国際センター(福岡市)で最終日の男女合わせて7階級の競技を行った。
女子78kg超級は第1シードの冨田若春(コマツ)が優勝。講道館杯と合同で行われた2020年大会を皮切りに、これで大会4連覇となった。初戦は稲森奈見(日本エースサポート)に粘られて「指導」2つずつを失う競り合いとなったが、GS延長戦1分54秒に体落「技有」を奪って勝ち抜け。そしてこの苦戦以降は尻上がりに調子を上げた。準決勝は前戦で朝比奈沙羅(ビッグツリー)に勝利した髙橋瑠璃(SBC湘南美容クリニック)を鮮やかな右足車「一本」に仕留め、決勝は児玉ひかる(SBC湘南美容クリニック)を僅か1分20秒右小外刈と上四方固の合技「一本」で下した。
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