【レポート】国士舘が隙を見せずに最多11度目の優勝、「第4の大駒」山本由聖の保有が運命を分けた/第45回全国高等学校柔道大会・男子団体戦④ 決勝

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取材・文:古田英毅
写真:乾晋也・辺見真也

決勝

決勝の畳に臨む国士舘高の面々

【決勝】
国士舘高(東京) ― 東海大相模高(神奈川)
(先)山本由聖 - ナコスティン王未土
(次)若崎喜志 - 木原慧登
(中)冨田猛瑠 - 早川凱心
(副)川端倖明 - 杉本明豊
(大)畠山凱 - 手塚春太朗

国士舘は準決勝から先鋒と副将の配置を交換。この日好調の1年生ポイントゲッター山本由聖を先鋒に投入、中盤は準決勝と同じく若崎喜志と冨田猛瑠に任せ、後詰に川端倖明と畠山凱のエース2枚を置いた。

東海大相模は無失点でここまで勝ち上がった。

一方の東海大相模は準決勝から次鋒と中堅の位置を入れ替え。エース木原を次鋒に上げた。両軍ともに前衛に攻撃型2枚、後衛にエース級2枚を置き、中堅戦ではともに防衛ポジションの選手がかちあったという恰好になる。戦力的なディティールに濃淡あれど、非常に大きく言えば、相似の陣形である。

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