【レポート】白石響2連覇、決勝は大森生純とのホープ対決を制す/2023年全日本選抜柔道体重別選手権大会・女子52kg級

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文責:古田英毅
写真:乾晋也・上野弘明

【準決勝まで】

連覇を狙う白石響。負傷して下がった講道館杯以来の試合となった。

世界選手権を1か月後に控えるスター阿部詩(パーク24)こそ出場しないが、堂々たる陣容。ワールドツアーで活躍を続ける2021年の世界選手権金メダリスト志々目愛(SBC湘南美容クリニック)、2連覇を狙う白石響(環太平洋大4年)に講道館杯王者大森生純(JR東日本)、2021年にこの大会を制している坪根菜々子(自衛隊体育学校)、昨年の全日本実業個人王者藤城心(三井住友海上)に高校生で全日本ジュニアを制して講道館杯でも決勝まで進んだ横田ひかり(東海大1年)と、各世代・カテゴリを代表する強者がずらり揃った。

2連覇狙う白石、徹底警戒突破して決勝へ

白石が前田千島を右背負投で崩す。直後前田に3つ目の「指導」。
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