日本代表選手:飯田健太郎(旭化成)、ウルフアロン(パーク24)、植岡虎太郎(日本製鉄)、新井道大(東海大1年)
海外勢極めて豪華だが、他の階級のように「日本代表と世界の一線級の戦いを楽しむ」というような余裕はファンの側にもない。事情極めて切実、ファーストトピックは「日本代表のパリ五輪出場に希望が見出せるか」だ。
苦戦が続く日本代表は、ワールドランキングも低迷。もっか五輪出場圏内にあるのは飯田健太郎1人のみで、それもかろうじて「大陸枠」に引っ掛かっているというまさにギリギリ状態だ。現実的にはさすがに大陸枠を落とすことまではないと思われるが、仮に今回も日本代表打ち揃って早期敗退となれば、五輪出場枠に入る選手が誰もいない未来がすぐそこにあると言っていい。まさに非常事態である。史上初めて「日本柔道がオリンピックに選手を送れない」シナリオが頭をちらつく。
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