階級の概況、有力選手・日本代表選手の紹介は「みどころ」をご参照ください。
(エントリー31名)
当初エントリーしていたチェルシー・ジャイルス(イギリス)が大会直前に出場をキャンセル。これにより、絶対王者の阿部詩(パーク24)に有力なライバルの一人であるジャイルスが挑むというメインテーマは崩れることとなった。出場者のなかに阿部に迫るような実力の選手はおらず、優勝自体は確定的。勝ちぶり、そして常に進化を続ける阿部の新たな上積み、最新モードの披露があるのかが、主な見どころだ。肋軟骨を痛めて8月から約2か月詰めた稽古が出来なかったブランクと、本人が「思い出してしまう」と語った受傷時の恐怖感が数少ない不安要素。
組み合わせでは、2回戦でジェシカ・ペレイラ(ブラジル)、準々決勝でビシュレルト・ホルロードイ(アラブ首長国連邦)、準決勝でジェフェン・プリモ(イスラエル)と対戦予定。決勝には、順当ならばプップ・レカ(ハンガリー)かラリッサ・ピメンタ(ブラジル)、アストリード・ネト(フランス)のいずれかが勝ち上がってくるはずだ。仮に不調であっても十分に勝利できる実力差。阿部らしい豪快な「一本」連発による優勝が期待できるはずだ。
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