学生柔道界冬のビッグイベント「全日本学生柔道 Winter Challenge Tournament」が17日、天理大学杣之内第一体育館で開幕。初日は4階級が行われた。
この日の最激戦階級と目された73kg級は、優勝候補筆頭の鎌倉啓太郎(専修大1年)が圧勝。徹底マークを受けながら得意の隅返を決め続け、決勝はこちらも得意の内股で出色の勝ち上がりを見せた花岡晴琉(筑波大2年)を隅返「技有」の優勢で破った。戦後は「講道館杯で勝ち切れず、その後はこの大会にフォーカスして練習して来た」と越し方を振り返り、「いまから相手の得意なフィールドで戦っても仕方がない。自分のやり方を極める」と独特の柔道スタイルのさらなる進化を誓っていた。
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