取材・文:古田英毅・eJudo編集部
準決勝まで
決勝に勝ち上がったのは第1シードの長谷川環(東京・日体大荏原高)と、鎌倉啓太郎(千葉・習志野高)の2人。鎌倉は3回戦で第2シードの粂田和樹(埼玉・埼玉栄高)を破っての決勝進出。
長谷川はこの世代の全国中学校大会王者、昨年度はこの大会で3位に入賞している強者。この日は都大会に続いていまひとつ調子が上がらぬも、4試合連続のGS延長戦を制してしぶとく勝ち上がった。初戦(2回戦)で堀川航(富山・小杉高)をGS延長戦1分24秒の「指導3」の反則で下すと、勝負どころと目された3回戦は南出健槙(石川・鶴来高)にGS4分20秒、縺れ際を捲り投げての谷落「技有」で勝利。準々決勝で林健成(福岡・東海大福岡高)をGS4分26秒の「指導3」の反則で退けると、続く準決勝は山村洸斗(三重・名張高)をGS4分5秒、浮技から押し込んでの浮落「技有」で下して決勝への勝ち上がりを決める。
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