日時:2024(R6)年5月10日(金)
会場:ザクシリク・ウシュケンピロフ マーシャルアーツパレス/カザフスタン・アスタナ
文責:古田英毅・eJudo編集部
48kg級 大声援背に躍動、地元ティンバエワが驚きの優勝飾る
24歳の地元選手ガリヤ・ティンバエワ(カザフスタン)がワールドツアー初優勝を飾った。2回戦はウマイマ・ベディウイ(チュニジア)を3分40秒巴投2発の合技「一本」、3回戦はリン・チェンハオ(台湾)を1分12秒隅返「一本」、対戦相手のレベル上がった準々決勝はツグジェ・ベデル(トルコ)を3分1秒小外掛「一本」。ここまででもキャリアハイレベルの出来だが、驚きは準決勝。絶対の優勝候補と目されたシリーヌ・ブクリ(フランス)と圧を掛け合うと、繰り出された捨身技に素早く反応して左小外掛を見舞う。非常に微妙だったが審判団の裁定は「技あり」。残り時間は9秒という最高の時間帯に奪ったこのポイントで優勢勝ち、見事アップセットを完成させた。
スポンサーリンク