【直前展望】トーナメントは波乱の予感大、新添左季は2回戦で因縁のマトニヤゾワと再戦/パリオリンピック2024柔道競技 女子70kg級

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シード・有力選手配置

(エントリー24名)

女子70kg級組み合わせ(公式サイト)
こちらの記事を前提とした内容のため、併せて読むことで、よりお楽しみいただけます。

シード予想からの、選手配置の変更はなし。シードから漏れた有力選手のうち、キム・ポリング(イタリア)がプールA、ガブリエラ・ウィレムス(ベルギー)がプールCに配された。

この2人の配置により、トーナメントの様相は一変。ポリングが配されたプールAの勝ち上がり候補のバルバラ・マティッチ(クロアチア)はポリングに1勝7敗、ウィレムスが配されたプールCの候補だったエリザヴェト・テルツィドゥ(ギリシャ)はウィレムスに1勝3敗と、スタッツを参考にするならばベスト4候補のうち2人が序盤戦で陥落する可能性がある。

日本代表の新添左季(自衛隊体育学校)

新添左季(自衛隊体育学校)は、相手のレベルとしては戦いやすいものの、初戦(2回戦)で直前の大会で敗れているグルノザ・マトニヤゾワ(ウズベキスタン)と戦う可能性の高い、嫌な組み合わせを引いた。ただし、敗れた試合は半分事故のような状況であり、本人のなかで検証、対策も済んでいるとのこと。ここでリベンジを果たし、反対に自分の勢いに変換したい。

有力選手の配置、勝ち上がり予想は下記。

【勝ち上がり予想】

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