(代表発表会見・質疑応答要旨)
全日本柔道連盟は14日、講道館で強化委員会を開き、杭州アジア大会柔道競技(9月11日~14日)の男子6階級日本代表を決めた。
73kg級は大野将平(旭化成)、100kg級はウルフアロン(了徳寺大職)と東京五輪の金メダリスト2名が選出。注目の60kg級代表は紛糾の末に多数決で決められることとなり、強化サイドが対外国人選手の成績を根拠に推した永山竜樹(了徳寺大職)が選ばれた。永山は2月のグランドスラム・パリで優勝していた。4月の全日本選抜体重別選手権で2連覇を果たした古賀玄暉(旭化成)は選に漏れた。投票結果は永山が13票、古賀が7票だった。
今回選ばれた代表6名はタシケント世界選手権(10月6日~13日)の個人戦補欠を兼ねる。選抜体重別を制しながら世界選手権・アジア大会いずれの代表にも入らなかった古賀と100kg級の羽賀龍之介(旭化成)の2人については「評価が大きい。海外の派遣も含めて様々なインセンティブを考えていきたい」(金野潤強化委員長)とした。
代表のリストと、発表会見・質疑応答の要旨は下記。100kg超級代表は29日の全日本柔道選手権終了後に決まる。
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