
体重別で今年の柔道日本一の座を争う全日本選抜柔道体重別選手権大会は6日、福岡国際センターで最終日の7階級の競技を行った。
女子は4階級が行われ、最重量級は第2シードの髙橋瑠璃(SBC湘南美容クリニック)が優勝。63kg級は谷岡成美(日本エースサポート)、78kg級は泉真生(コマツ)がそれぞれ制した。3人はいずれも初優勝。70kg級は田中志歩(JR東日本)と寺田宇多菜(JR東日本)の決勝が両者反則負けに終わり、優勝者なしという結果だった。
塚田真希代表監督は勝ち上がった選手を評価する一方で、「第1シードの選手が全員敗れたことに、今の女子柔道の課題が詰まっているという思い。ずっしりするような1日だった」とコメント。「選手とともに、しっかり現実を受け入れてやっていきたい」と今後の強化について語っていた。
78kg超級 髙橋瑠璃が初優勝、大健闘井上朋香が決勝進出果たす

スポンサーリンク