
体重無差別で女子柔道日本一を決める皇后盃全日本女子柔道選手権大会が4月20日(日)、横浜武道館(横浜市)にて開催される。出場者は、全国の予選を勝ち抜いた精鋭34名に、推薦選手2名を加えた計36名。
今大会は過去に類を見ない混戦模様。パリ五輪で78kg超級の代表を務めた素根輝(パーク24)はまだ戦線に復帰しておらず、昨年優勝の瀨川麻優(推薦・ALSOK)は怪我により欠場。準優勝の児玉ひかるも引退し、大会のメインビジュアルに起用された昨年のファイナリスト2人が揃って不在という異常事態となった。加えて全日本選抜体重別選手権王者の髙橋瑠璃(関東・SBC湘南美容クリニック)、2大会連続3位の池田紅(東京・コマツ)、東京予選2位の島田美穂(東京・ALSOK)、本田万結(東京・東海大3年)と、有力選手が一斉に欠場を表明。シード選手4人を含む大会の主役たちがごっそり抜けることとなり、トーナメントの陣容は皇后盃としては寂しいものとなってしまった。長い大会史を見渡しても、物凄く控えめに言って「かなり厳しい」レベル。
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