
著者紹介:Aya
Xの人気アカウント「2025judo」を運営する、柔道ファン界隈きっての「見上手」。SNS投稿の紹介はもちろん、試合情報に関しても的確なピックアップとわかりやすい紹介が好評、ファンのみならず選手間でもよく知られる。代表選手の中には「これさえ見ていればツアーの流れがわかる」と、このアカウントをウォッチするためにXを始めた方もいるほど。
※「ケアシステム」=皆さんご存じの、審判用の試合動画録画・再生システム。技の効果や反則判定のチェックなどに使用されます。正式名称“CARE(Computer Aided Replay)システム”
柔道と歯科医師、二つの道
アモンディーヌ・ブシャー(フランス)の打ち込みパートナーとして代表チームに参加した後、急成長を遂げた48kg級のブロンディーヌ・ポン(フランス)。2023年のグランドスラム3大会(パリ、テルアビブ、アンタルヤ)で優勝したのち、2024年ヨーロッパ選手権では準優勝を収めるなど実績を重ねましたが、パリ五輪出場は叶わず。現在は52kg級を主戦場としています。
トップアスリートとしてフランスのINSEP(国立スポーツ体育研究所)で稽古を積む一方で、フランスの国立総合大学であるパリ・シテ大学の歯学部6年次にも在籍。歯科医師を目指して勉学に励んでいます。
さらに芸術家としても精力的に活動しており、多彩な才能を発揮しています。このほか若手アスリートの学業支援を目的とする団体「TETETSPORT」を立ち上げ、次世代への環境作りにも力を注ぐなど、多方面で活動しています。
現在のポン選手が掲げる目標は「2028年ロサンゼルス五輪への挑戦」と「2027年までに博士論文を完成させる」という2つ。そのあくなき挑戦に、今後も注目していきたいと思います。
これらの内容は、フランスの歯科専門メディア「Dentalespace」に掲載されています。ポン選手のインタビュー記事はこちら(外部リンク)
ブロンディーヌ・ポン(フランス)
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