【レポート】東海大危なげなし、天理大は筑波大との熱戦制してベスト4へ/2025年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会(男子27回) ①1回戦~準々決勝

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大会日時:2025(R7)年10月18日~19日
会場:ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園)
取材・文:古田英毅・eJudo編集部 写真:牛島寿人・知念駿太・古田英毅

開会式。選手宣誓は昨年男女アベック優勝を果たした東海大から中山康と杉村美寿希が務めた。

体重別7人制で大学柔道日本一を争う全日本学生柔道体重別団体優勝大会が、今年も尼崎市・ベイコム総合体育館に全国の強豪54チーム(男子)が集って行われた。

優勝候補に挙げられるのは、連覇を狙う東海大と、6月の全日本学生柔道優勝大会で準優勝している天理大。東海大は世界選手権100kg級の銀メダリスト新井道大をエースに、今年も戦力分厚く総合力は随一。一方の天理大は9月末の全日本学生体重別選手権で7階級中4階級を制するという偉業を達成したばかり。体重別レギュレーションの今大会は当然ながら前評判極めて高し、全国大会タイトルホルダーをずらり並べて3年ぶりの優勝を狙う。この2校にこれも今季好調の明治大、続いて筑波大らが挑むというのが優勝争い大枠の構図だ。

そして決勝に勝ち残ったのは、東海大と天理大の2強。両チームの勝ち上がりを追いかける形で、まずベスト4までの戦いを紹介したい。

【配列順・2回戦まで】先鋒81kg級、次鋒100kg超級、五将90kg級、中堅73kg級、三将60kg級、副将100kg級、大将66kg級
【配列順・3回戦以降】先鋒100kg級、次鋒60kg級、五将81kg級、中堅100kg超級、三将66kg級、副将73kg級、大将90kg級

準決勝まで

第1シードは東海大。写真は3回戦のスターティング。
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