ロシア選手の出場を巡って、柔道界が揺れている。
国際柔道連盟(IJF)は、10日、グランドスラム・ウランバートル大会(24日~26日)に「中立的なIJF選手として」ロシア選手を登録したことを発表。声明の中で「アスリートは自分たちの手に負えない問題で罰せられるべきではない」として、政治的干渉から一線を引いてきた柔道界の立場を語り、IOCが出場停止を勧告しているロシア選手とベラルーシ選手の大会参加に理解を求めた。
大会公式サイトでは、既に100kg超級のイナル・タソエフや90kg級のミハイル・イゴルニコフなどロシアのトップ選手が、参加上限枠いっぱいの28人エントリーしていることが確認出来ている。
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