「選手は勝ち方を知っている。金鷲旗を獲り、日本一のチームとしてインターハイに乗り込む」埼玉栄高・川原篤監督/夏の高校柔道・有力校監督に聞く

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聞き手:古田英毅
※インタビューは7月14日に行われました

埼玉栄高・川原篤監督

―― 県予選が終わって、1か月。その後ここまではいかがですか。

順調に来ていると思います。変わらず日本一を目指して良い稽古をしています。

―― 新井(道大)選手、坂口(稜)選手と、大駒が2枚あるのは他のどのチームと異なる組成。特に「抜き勝負」の金鷲旗では大きなアドバンテージになると思います。2人の出来はいかがですか。

成長のスピードということで言えば可もなく不可もなく、といったところでしょうか。この時期の3年生が、2年生くらいまでの成長速度と同じように伸びるというのはさすがに虫が良過ぎますので(笑)。飛躍的に伸びているというわけではないですが、昨年の野村(陽光)、長濱(佑飛)らと同じように着実に成長していると思います。

―― メンバーが厚い。チームの中で特にいま、監督の目から見ていい稽古をしているのは。

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