【ニュース】重量級2階級は日本勢が制す、黒田亜紀と新井万央がともに全試合「一本」/世界ジュニア柔道選手権個人戦最終日女子(78kg級、78kg超級)

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エクアドルのグアヤキルで行われている2022年世界ジュニア選手権大会は13日、個人戦最終日の男女4階級(男子100kg級、100kg超級、女子78kg級、78kg超級)の競技が行われた。

78kg級準決勝、黒田亜紀がリーケ・デルクスから内股「技有」

女子78kg級は黒田亜紀(早稲田大3年)が全試合一本勝ち、圧勝で優勝を飾った。黒田は2回戦から登場するといきなり第1シードで昨年大会王者のアナ=モンタ・オレク(ドイツ)とマッチアップ。長身からひたすら奥を叩いてくる相手に手を焼いて「指導2」を失うが、延長戦に入ると先にオレクが疲労。最後はGS2分31秒、右小内巻込を狙って相手が掛け潰れたところを「腕緘返し」から横四方固で抑え込み、そのまま腕緘に極めて一本勝ちを果たした。この勝利で勢いに乗った黒田は、続く準々決勝でもザネト・ミカエリドゥ(キプロス)に1分40秒に右内股「技有」、2分41秒に右大外刈「一本」と連取して勝利すると、準決勝もリーケ・デルクス(オランダ)を3分57秒、右内股「技有」から袈裟固で抑え込んでの合技「一本」で退けて決勝へと勝ち上がる。

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