【レポート】1年生後藤颯太が学生日本一、組み手の強さ軸に他を寄せ付けず/2022年度全日本学生柔道体重別選手権大会・男子73kg級

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取材・文:古田英毅
写真:乾晋也・辺見真也・古田英毅

【準決勝まで】

東京学生体重別選手権のファイナリスト2人が決勝へ。今年の学生日本一の座は後藤颯太(國學院大1年)高橋慧(国士舘大4年)によって争われることとなった。

2回戦、後藤颯太が佐々木温士から小内返「一本」

東京大会王者の後藤は序盤から「一本」を連発、充実の勝ち上がり。1回戦は川野雄志郎(大阪産業大3年)から3分10秒横四方固「一本」、2回戦も佐々木温士(立教大4年)を1分23秒小内返「一本」に斬り落とす快勝。3回戦は加賀谷優龍(帝京平成大3年)を1分13秒片手絞「一本」で退け、準々決勝は顕徳大晴(天理大4年)を2分58秒隅返と浮腰の合技「一本」に仕留めるこれも快勝。4試合連続の一本勝ちで迎えた準決勝は混戦ブロックを勝ち上がって来た平野龍也(明治大4年)との競り合いを、GS延長戦5分27秒思い切った横車「技有」で突破。みごと決勝進出を決めた。

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