写真・文:古田英毅
第45回全国高等学校柔道選手権大会(3月20日~21日)の東京都予選が28日(土)、東京武道館(足立区)で開幕。初日は男女個人戦10階級の競技が行われた。
男子無差別は、昨夏のインターハイ団体戦制覇の原動力となった畠山凱(国士館高)が優勝。緊張ゆえか初戦から動きが硬かったが、それでも準決勝までは大過なし。迎えた決勝は同門の1年生、ここまで鏑木克優(足立学園高)に海堀翔伍(日体大荏原高)と強敵をすべて「一本」で下して来た山本由聖(国士舘高)を畳に迎える。この試合は開始34秒に山本の右払巻込で「技有」を失う意外なスタートとなったが、これで落ち着いたか、52秒には芯を食った右外巻込で「技有」奪回。最後はGS延長戦2分8秒、再びの右外巻込「技有」で勝ち越して勝負を決めた。
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