48kg級 トーナメントは今回も低調、有望株スクットとグランドスラム・パリを制したポンが同居のプールCに注目
(エントリー23名)
東京五輪後に起こった強豪の大量離脱から約1年半、いまだ階級の核となるような新たな強者は現れておらず、階級全体の低空飛行が続いている。今大会も先日のグランドスラム・パリに続き、トーナメントには軸がなく低調。誰が優勝してもおかしくない混戦である。
注目選手の第一は第2シードのアッスンタ・スクット(イタリア)。担ぎ技を軸とする若手の注目株だ。2021年の本格的なシニアデビュー以来、安定して好成績を残している。なかなか階級の序列の沼から抜け出せずにいるが、現在の上位陣で今後主役級に成長する可能性を最も感じさせるのはこの選手。そろそろ成績のアベレージをもう一段、高いレベルに乗せたい。
スポンサーリンク