【ニュース】国士舘が4年ぶり11度目の優勝、最優秀選手は1年生・山本由聖/第45回全国高等学校柔道選手権大会・男子団体戦

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取材:古田英毅
写真:乾晋也、辺見真也

決勝、国士舘の先鋒山本由聖が東海大相模・ナコスティン王未土から内股「一本」

高校「三冠」最初の大会となる全国高等学校柔道選手権大会が21日に最終日を迎え、点取り制・配列順自由の5人制で行われた男子団体戦は国士舘高(東京)が4年ぶり11度目の優勝を飾った。

昨夏のインターハイ優勝メンバーが3人残った国士舘は、今大会V候補の筆頭。3月頭に部員ほぼ全員がインフルエンザに罹患してしまい「体力がなかった」(百瀬晃士監督)こと、ポイントゲッターの川端倖明と畠山凱が徹底マークを受けたことで接戦が増えたが、それでも戦力は圧倒的。1回戦で高川学園高(山口)を3-0、2回戦で秋田工高(秋田)を4-1、3回戦で延岡学園高(宮崎)を3-1で下すと、勝負どころの準々決勝では埼玉栄高(埼玉)とマッチアップ。この試合は4引き分けを受けた1年生大将・山本由聖が「指導」2つを奪っての僅差優勢で値千金の決勝点を挙げて、スコア1-0で突破。準決勝は混戦ブロックを勝ち抜いてきた東海大仰星高(大阪)を相手に3-0で勝利して順当に決勝へと駒を進めることとなった。

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