文責:古田英毅
写真:乾晋也、辺見真也
【準決勝まで】
決勝には、仁保秀太(大阪・東海大仰星高)と中田涼太(栃木・白鷗大足利高)が勝ち上がった。
今年の近畿ブロック大会を圧勝している仁保は優勝候補の一角。1回戦は山﨑悠翔(佐賀・佐賀商高)を「指導」差2-0の僅差優勢で破り、最初のハードルと目された北原想大(長野・松本第一高)との2回戦はGS延長戦2分25秒「技有」を得て勝ち抜け。3回戦は清水天龍(茨城・水戸啓明高)を開始僅か1分、隅返2発の合技「一本」で退ける。勝負どころの準々決勝は山科啓容(愛知・大成高)とマッチアップ。山科の内股で大きく崩されたが、抑え込みを狙って背後についた相手の手首を腋に挟んで巧みに制し、逆に後袈裟固に抑え込んで「技有」確保。以後は山科の猛攻を必死に凌いで優勢勝ちを果たす。山場を乗り越えて迎えた準決勝は北條允人(千葉・木更津総合高)を2分50秒支釣込足「一本」に仕留め、見事決勝への勝ち上がりを決めた。
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