前週のトビリシ大会とは打って変わって強豪ずらりの巨大大会となったグランドスラム・アンタルヤ。日本代表が出場する女子70kg級と78kg級の階級別展望をお届けする。
70kg級 マティッチ、ガイら参加の豪華トーナメント、新添左季は準決勝でポレレスと対決
(エントリー44名)
今大会の最注目階級の一。第1シードの現役世界王者バルバラ・マティッチ(クロアチア)を筆頭に、新添左季(自衛隊体育学校)、ミヘイラ・ポレレス(オーストリア)、マリー=イヴ・ガイ(フランス)、マルゴ・ピノ(フランス)と、世界大会の優勝候補クラスが多数顔を揃えた。ワールドツアー表彰台の常連のアイ・ツノダ=ロウスタント(スペイン)やキム・ポリング(オランダ)、エリザヴェト・テルツィドゥ(ギリシャ)らも出場しており、世界大会と比べても遜色がないレベル。
つまりは、5月のドーハ世界選手権の上位候補がほとんど出場している。今回の優勝者は、よほど荒れた展開でもない限り、イコール世界選手権本番の本命選手と見なしてよいだろう。世界選手権本番の様相を占う、正しい意味の前哨戦。各選手の仕上がり具合に注目したい。
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