グランドスラム・アンタルヤ2023は2日、最終日を迎え、男子は3階級(90kg級、100kg級、100kg超級)の競技が行われた。
90kg級は、2019年世界王者のノエル・ファンテンド(オランダ)が全試合一本勝ちで優勝。2月のグランドスラム・パリ以来となる今年2度目、通算で7度目のワールドツアー優勝を果たした。
第3シードで大会をスタートしたファンテンドは、準々決勝でグーズ ・ローランド(ハンガリー)と対戦。2分4秒に右一本背負投「技有」を先行されるも、直後の2分19秒に左「一本小内」で逆転の一本勝ちを収める。ピンチを「一本」で切り抜けたことで勢いに乗ったか、続く試合ではアルテム・ブビュル(ウクライナ)を2分28秒、左一本背負投と左「一本小内」の合技「一本」で一蹴。決勝はアレックス・クレット(ルーマニア)を開始僅か29秒の左袖釣込腰「一本」で下した。
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