取材:古田英毅・eJudo編集部
写真:上野弘明・辺見真也
中学柔道界最大のイベント、令和5年度全国中学校柔道大会が、8月17日に鳴門・大塚スポーツパーク アミノバリューホール(徳島県鳴門市)で開幕。大会2日目の18日には、5人制(体重順)で争われる男子団体戦が行われた。
優勝候補に挙げられるのは、3月の柔道マガジン杯と全中関東ブロック大会を制した東海大相模高中等部(神奈川、以下「東海大相模中」)、2連覇を狙う大成中学校(愛知)、国士舘中(東京)、北九州城南中学校(福岡)、崇徳中学校(広島)ら。
予選リーグ~準々決勝
3校による予選リーグと、決勝トーナメントの2試合を経て、ベスト4には大成中、東海大相模中、崇徳中、国士舘中が勝ち残った。
大成中のメンバーは先鋒から石田寿輝斗、春日琉伊、𠮷田征矢、横田蒼空、水道啓人。昨年の優勝メンバーである𠮷田と水道がチームの中核だ。この日は予選リーグで守山中学校(滋賀)を5-0、新津第一中学校(新潟)を5-0と、一本勝ちを10試合並べる快勝でスタート。決勝トーナメント1回戦は先鋒石田の内股「一本」、中堅𠮷田の右袖釣込腰「一本」、副将横田の谷落「技有」を奪っておいての「指導3」と、南風原中学校(沖縄)を寄せ付けず。この試合もスコア3-0の快勝だった。
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