取材・文:古田英毅・eJudo編集部
写真:乾晋也・古田英毅
個人戦で大学柔道日本一の座を争う2023年全日本学生柔道体重別選手権大会は最終日の1日、日本武道館で男女合わせて7階級の競技を行った。
女子57kg級は一昨年大会2位の込山未菜(東海大4年)が圧勝。序盤から横四方固「一本」に「指導3」と快勝続き、加速が掛かった準々決勝からは高屋歌鈴(山梨学院大3年)を開始50秒の引込返と横四方固の合技「一本」、宮崎七海(東海大4年)を1分50秒袖釣込腰「一本」で下して勢いに乗る。迎えた決勝はここまで絞りと先手攻撃で強敵を次々潰して来た武田優香(龍谷大4年)をまったく相手にせず、まず左の「一本大外」で「技有」を奪うと、1分51秒には豪快な左袖釣込腰「一本」。大会ベストスロー級の強烈な一撃で優勝を決めた。
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