60kg級 白金宏都(筑波大)
初戦から強い相手ばかりの大会。自分の柔道をすることが難しい状況だったのですが、1戦1戦をしっかり戦おうと心がけて臨みました。特に決勝の関本選手は本当に強い相手で、以前負けたこともあります。殊更、自分の柔道をしっかり貫くことを意識して臨みました。『指導』を2つ先行されたことは想定外だったのですが、動揺せずにそれまでと変わることなく戦えたと思いますし、GS延長戦に入って自分に流れが来ていることがわかりました。いま勢いがある、勝負にいけるという実感がありました。自分は高校時代に我慢強い柔道が出来ない部分があったのですが、大学に入って最後の詰めにこだわることを意識して稽古して来ました。今日、少しはそれが生きたかなと思います。(―全日本ジュニアでは決勝で敗れてしまいました。立て続けの決勝進出で、プレッシャーはありませんでしたか?) 自分は妹が2人いるのですが、やはり決勝で最後の詰めが甘い部分があった。家族で会ったときなど当然話題には挙がりますし、決勝の前は少し、いい意味で緊張はありました(笑)。(―将来の夢は?)柔道を始めたときからの夢であるオリンピックの金メダルに少しでも近づけるよう、一歩一歩歩んで行きたいと思います。
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